〜500ルピーの感動と、1,500円の落胆〜
スリランカ滞在中、現地の食堂で食べたカレーは、
たった**500ルピー(約250円)**でした。
それでも、スパイスの香りと深みに驚かされたのを覚えています。
しかし、それ以上に衝撃を受けたのは──
**ファイザルさんの奥さんが特別な日にだけ作る“手作りスパイスカレー”**を食べたときでした。
🌿 特別な日のために、15種をブレンドする奥深さ
ファイザル夫人のカレーパウダーは、
15種類ものスパイスを厳選し、目的と体調に合わせて丁寧にブレンドしたもの。
香りをかいだだけで、
「これは薬膳だ」と直感できるような、深い芳香。
口に含んだ瞬間、
体の芯から熱と癒しが広がっていくような感覚がありました。
このパウダーは、ただの調味料ではなく、
**「祈りと調和のエネルギーが込められた聖なるブレンド」**だったのです。
🍛 一方、日本で食べた“スリランカ風カレー”の違和感
帰国後、某スリランカ料理店で試食したカレーは1,500円。
…けれど、まったく香りがしない。
味にも奥行きがなく、
スパイスが「乗っていない」のです。
値段だけを見れば3倍以上の価値があるはずなのに、
魂が感じたのは“空虚さ”だけでした。
🧂 スパイスの違い、それは「素材・技・意識」の三位一体
この差は、単なる味付けや調理技術の問題ではありません。
本物のスパイスには、以下の違いがあります:
✅ 素材の質
– オーガニック・無農薬・野生種など、命の強さが違う
– 粉砕前のホールスパイスをその場で挽くことで、香りが生きている
✅ 技の質
– スパイスごとの焙煎温度や順番を熟知しているか
– 季節や体質に合わせて“薬膳的バランス”が取れているか
✅ 意識の質
– 「誰のために作るのか」という想いがあるかどうか
– 家族を癒したい、人に元気を与えたいという祈りが込められているか
📢 日本人の多くは「スパイスの善し悪し」を知らない
残念ながら、日本ではスパイス=エスニックな香りくらいにしか認識されていないケースが多いです。
しかし本来、スパイスは医療・癒し・命を守る智慧のかたまり。
アーユルヴェーダでは何千年も前から**スパイスは「薬」**として扱われてきました。
その深みや品質を知らずに「それらしい味」に満足してしまうのは、
僕にとっては、とても惜しいことだと感じます。
いくら商売とはいえ、
「香りもしない」「命も感じない」カレーを“本格スリランカ”と謳うのは、プロの名に値しない。
そう、はっきり言いたいと思います。
✨ Light Giversが伝えたい「ほんもののスパイスの力」
僕たちLight Givers合同会社は、
こうした「違いのわかる人」にこそ届けたい、
**“魂の震えるスパイス”**を日本で広げていこうとしています。
それは香りで惹きつけるのではなく、
食べたあとに体と心が整うようなスパイス。
人と人をつなぎ、場を和ませ、
未来の健康を支える“光の粒”としてのスパイスです。
🌈 これからの食は、「知ること」から始まる
「本物」を知った人は、もうごまかされたくなくなる。
「違いがわかる」というのは、舌の問題ではなく、魂の感性の問題だと思います。
これからブログやSNSを通じて、
そういった**“違いを感じる心”を養う仲間**を、少しずつでも増やしていけたらと願っています。
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